ポータブルIDリーダによる簡易ピッキングシステム

機動性に優れ、独立したポータブルIDリーダによるピッキングシステムを実現します。

1.ICタグを読み棚に対応させ棚情報の作成
ICタグをポータブルIDリーダで順番に読込ませIDをSDカードへ書込むことが出来ます。書込んだタグデータをPC側アプリケーションで取込、物理的な棚のどこに対応させるかを登録します。
イメージ PC本体とSDカードデータ LED表示器&ICタグイメージ棚

2.指示データの作成
指示データ作成処理ではピキングする順番や、何を:(ピッキング品目)どこから(棚番号)、いくつ(数量)等の情報をデータ作成します。上位システムから取込むことも出来ます。ここでピッキング指示データと棚に割当てられたRFIDタグ情報が紐付けされたデータが作成され、SDカードへ書込めば作業を開始出来ます。 イメージ

3.LED表示器によるピッキング場所の指示機能
LED表示器との連動で、より確実でスピーディなオペレーションが出来ます。LEDと棚の情報を連動させることで、どこから(LEDで表示)、何を、いくつ(リーダのディスプレイに表示)、間違いが無いか(ICタグ)チェックできます。 イメージ
LED表示器との連動による部品ピッキング棚

4.ポータブルIDリーダにピッキングの指示
LED表示場所と連動したポータブルIDリーダにセットしたSDカードの指示データで、ピッキング順位に従いピッキングの場所・個数・品名等をディスプレイに表示します。
※開始する場合には担当者の識別もICタグで記録できます。また都合により処理をSKIPすることも出来ます。
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5.ポータブルIDリーダとタグの照合
LED点灯したピッキング場所のRFIDタグと照合し、指定場所の間違いをチェック、間違いがなければ次の指示要求をします。
※このとき間違った場所からピッキングするとエラーを警告し次の指示には進みません。正しい場所からのピッキングを行います。
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6.ピッキング完了
正しい指示場所とのタグ照合によりピッキングが終ればLEDは消灯、次の指示(LED点灯)要求をします。同時にポータブルIDリーダにも、指示内容を表示し、順次繰り返すことでピッキング作業を完結します。 イメージ

7.管理資料
ポータブルIDリーダのSDカードには、ピッキングした時刻等の履歴が残ります。基幹システムへデータのフィードバックが可能です。更新データ用としての利用や、トレースアビリティの利用が可能になります。取込んだデータによりアプリケーションソフトより各種管理資料を出すことが出来ます。 イメージ
帳票(在庫情報) 帳票(部品一覧) 帳票(入出庫履歴) 帳票(作業者一覧)

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